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優太と想太①
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青木と別れた後、僕はドキドキしながらも勇気を振り絞って外にある畑へと向かう。
しかし、そこに想太はいない。
《やっぱり・・・許してくれないのかな・・・》
ーーー仕方なく少し待ってみようと思った時、
「優太!!」
「・・・想太。」
こちらの方に走ってくる想太の姿が遠くからボンヤリと見える。辺りは、すっかり暗くなり、夜空にはオレンジがかった月が出ている。月の光は、とても明るくて急いで来たのか息切れしながらも、必死で走ってくる想太の姿を照らしている。
『話したい事があるんだ!』
二人の声がピッタリと重なり、僕らは思わず、クスッと笑ってしまった。
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