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ゴブリンとオークの村①
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僕と想太が仲直りした後、部屋へと戻ると、既に夜も更けているというのに誠と青木と坂本先生がテーブルにいて何かを話していた。
「優太と想太じゃないか。その様子だと仲直りしたみたいだな。」
「アドバイスありがとうございました。ところで、先生達は・・・何を話していたんですか?」
僕が気になった事を、想太が代わりに坂本先生へと 尋ねてくれる。
「ああ。お前達は此処に来たばかりで、何が何やら分からない状態だろう?だから、此処について少し説明しようと思ってな。お前らはよくゲームとかに出てくる、ゴブリンとオークっていう種族は知っているか?」
坂本先生は妙に真剣な表情で、僕達に尋ねる。学校にいた頃は、真面目で熱血教師のイメージが強かったため、先生の口から、そんな言葉を聞いて驚いた。
「ゴブリンやオークって人間を襲うイメージがあるんですけど・・・」
「いや、此処にいるオークやゴブリンは人を襲わない。むしろ、とても弱い立場にいて、言い方は悪いがある種族から迫害されているんだ。俺や青木は、そんな弱い立場にいるオークやゴブリンを救いたいと思っている。」
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