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襲撃④
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僕は、そのまま思わず誠に抱き付いてしまっていた。やっぱり、誠は優しい。急に僕が抱き付いてきても、文句も言わずに僕の頭を撫でてくれている。
ふと、今なら誠に対する想いを告げるのに調度いいのではないかと思った。
《今なら、誠と二人きりだし、告白するには調度いいかも・・・》
部屋には何故か想太はおらず、少し気掛かりだったが、僕は覚悟を決めて自分の想いを告げる事にした。
「あの、ずっと・・・誠に伝えたかった事があるんだ。その・・・」
いざ、告白しようと口を開いたものの心臓はバクバクするし、声も震えてしまう。もしかすると、顔も赤くなっているかもしれない。そんな僕を誠が怪訝そうに見つめてくる。
「ぼ、僕は・・・誠のことが・・・す、すき・・・」
勇気を出して、そう誠へ言いかけた時だった。
「ったく・・・俺様を無視してイチャイチャしてんじゃねーぞ。」
ふと、聞き慣れない男の低い声が僕の後ろから聞こえてくる。そして、そのまま羽交い締めにされてしまった。
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