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襲撃⑧
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「おい、さっきから外で火の音がしてるのは、お前達の仕業なのか?」
ふと、先程から黙っていた誠が、怒りをあらわにして、低い声でナギとミストへと尋ねる。
僕は、今まで誠が怒った表情を浮かべる事は滅多に見たことがなかったため、とても驚いてしまい、目を丸くして誠の方を見つめてしまった。
「ああ、それはーーーーー」
「ナギ、ミスト・・・こんな所で、手こずって何をしている!?まさか、失敗した訳ではないのだろう?」
誠がナギとミストに聞いた途端に、二人は少しだけ動揺したように、表情を強張らせた。
そして、またしても聞き慣れない男の声が聞こえて、僕は声が聞こえた方に視線を向ける。
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