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シエルは一晩中、なんと答えるのが正解なのかわからず悩んでいたが、結局答えの出ないまま朝が来てしまった。
カツン、カツン…と石の階段を降りる音が聞こえて来て、アルベールが来たのだと悟ったシエルの体はカタカタと震えだした。
そして鉄の扉が開き、冷たい目をしたアルベールが椅子に腰掛けて足を組み、シエルを見下しながら口を開いた。
「答えは出たか、シエル」
「…………どっちも嫌です」
「ふぅん」
蹴るなり殴るなりの暴力が振るわれると思い、シエルはぎゅっと目を瞑ったが、どれだけ待っても痛みはなく、不思議に思って顔を上げると、どうやらアルベールは部屋を出て行ったようだった。
何も罰がないことにホッと息をついて、壁に背を預けて眠ろうとしていると、廊下からシャラシャラと鎖の擦れる音が聞こえた。
何かと思い目を開くと、目の前には5匹の狼と、その狼につないだ鎖を持つアルベールの姿があった。
何をする気なのか全く読めず、アルベールの顔に視線を移すと、アルベールは鎖を掴みながらまた椅子に座った。
「答えが決まらないようだから特別に両方体験させてやるよ。」
「な…、なにするの……?」
「その狼はペリグレットの優秀な犬だ。だが、雌がいないものだから発情して使い物にならない。だから、そいつらの性欲処理、おまえでさせてもらう」
「え…、ま、待って…!嫌です!!ひっ……」
鎖を手放された狼はハッハッと呼吸を荒げ、シエルの足をペロペロと舐めた。
シエルはアルベールの言葉が理解できず、自分に迫る狼に怯えて頭が混乱し、恐怖でガクガクと体を震わした。
「安心しろ。そいつらは俺の命令には逆らわない。噛んだら殺すと言ってある」
「ゃ…やだっ……。怖いっ、怖い、嫌だ」
狼はシエルの服を噛みちぎり、曝け出された下肢をベロベロと舐め始めた。
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