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.(R18)
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生身の体が抉れる音と男たちの咆哮と悲鳴、剣や斧のぶつかり合う音や血飛沫が舞う音が地下牢に響き渡る。
そんな殺し合いが行われている檻に囲われた石台の上、その空間だけが切り取られたように、美しい二人の男は体を交えていた。
「はっ……ぁあ……、嫌だっ…、助け……ッ」
「シエル、集中しろ。」
「怖ぃっ…!!人が……、人が死んで……っ」
「おまえは死なない。絶対に死なせない。」
「アアッ!!アル様、ダメッ!!!」
周囲の光景に怯えながらも、アルベールに中を犯され快楽に包まれるシエルは、頭の中が恐怖と快感でいっぱいでおかしくなりそうだった。
「ほらっ…!気持ちいいだろうが…ッ?!」
「アァンッ!!はっ…、はぁぅ……、気持ち…ぃ……」
シエルはギュッと目を瞑り、耳元で聞こえるアルベールの掠れた声と、中から突き上げられる感覚に喉をそらして何度も射精した。
アルベールはシエルが恐怖で支配されないよう、腰を休めずにグラインドさせ、続け様に中に欲をぶち撒いた。
やっとシエルが快楽に身を任せたと思った最中、檻で激しい攻防があったのか、キィーンと鉄が強く擦れる音と同時に多量の血飛沫がシエルの顔に降りかかった。
「あ…………、ぃ、ぁ……嫌ァアアアアア!!!!!」
「おい!シエル!?」
シエルは四肢が固定されているにも関わらずバタバタと暴れだし、拘束具がガチャガチャと音を鳴らした。
シエルのペニスは媚薬のおかげが緩く硬度を保ち続けてはいるが、クタッと倒れて完全に恐怖に包まれている。
「シエル!おい!シエル?!」
「嫌ぁ!や……、助けてっ!!助けてっ、父様、母様っ!!!」
「シエル!!!」
「みんな死なないで…っ!!僕を……、僕を置いて行かないでぇ……っ」
二年前のことがシエルの頭の中で鮮明に蘇り、このままでは精神的にまずいと判断したアルベールは急いでシエルの拘束具を外し、シエルを抱きかかえて地下牢を出た。
「父様………、母様…………っ」
階段を登っている間も、シエルは譫言のように亡き両親の名前を呼び、苦しそうに目を閉じていた。
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