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始まり 2
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K side
「く、そッ!」
鉄パイプがヤツに当たるたびにグシャッ、と嫌な音がする。
こんな生活が始まったのは1ヶ月前からだ。俺達がショッピングモールに遊びに来た日、ある事件が起きて俺達はこのショッピングモールに取り残されてしまった。
ある事件とは、ざっくり説明すると何かに感染してヤバくなった人間がめっちゃこのショッピングモールに押し寄せてきて、たくさんの人が感染して、死んで.....っていうやつ。
それで今俺はそいつらを片付けていた。
俺達が隠れている部屋にこられると大変だから、なるべく倒しといてその辺の棚とか積んでバリケード作って、できれば食料とか電池とか役に立つものを持ち帰るのが俺の仕事だ。
鉄パイプでヤツらの頭を狙って殺す。もともとは人間だったなぁ、とか思うといろいろ辛いからそのことは忘れる。うめき声を聞くのも、吹き出る血も、ヤツらを殺るのも1ヶ月で慣れてしまった。
俺はある人を探している。このショッピングモールにちょうど来ていた人で、俺の知り合い、俺の尊敬していた、大好きだった先輩。関西弁で話すのが特徴的で、俺よりちっちゃいのが可愛くて、面白い人だった。
俺はその人と、こーすけとヒラとフジが守れればどうなったっていい、って思ってる。
こんなにも他人を大事に思ったことなんてなかったのだが。
絶対に、助けてみせるから
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短い上に内容が薄くて申し訳ない。
キヨが探してる人とは誰だ~!!()
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