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始まり 4
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Ksk side
目の前で美味しそうに朝御飯のトーストをかじるフジと、まだ寝惚けてるヒラをぼーっと見ながら考える。
少しでも早く、こんな危険な所から離れたい。
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「はぁ、はぁッ、」
奴らから走って逃げる。
「くそ、こっちくんなって、!」
キヨが振り回したシャベルが奴らの頭に命中すると、赤紫の液体が吹き出すとともに嫌な声が聞こえてきた。
「おい、あそこの部屋に逃げるぞ!」
すぐ近くにあった部屋に駆け込み、扉に鍵を掛けた。
「や、だ...こわい...やだ、やだぁっ...!」
ぽろぽろと涙を溢しながら怯えるヒラ。
「おいフジ、大丈夫か?」
フジは過呼吸になりながら気を失いかけていた。
「な、に、あれ、やだ、ねぇ、」
フジとヒラを抱き寄せて背中を撫でる。
「落ち着け、大丈夫だから」
何も大丈夫じゃないのに
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