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いちにちめ 3
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K side
もうすぐ1日目も終わろうとしていた。
昼にショッピングモールの館内から持ってきた食材でこーすけとフジがごはん作ってくれた。めっちゃうまかった。
そのあとシャワールームで体を洗って着替えてベッドで寝ようとしていた。
「おやすみ...」
フジがそう言い、部屋の電気を消して布団に入った頃。
扉を叩く物凄い音と呻き声が部屋に響いた。
「っ!?」
多分奴らが襲いに来たんだと思う。
「ったく...!おい、あれドアの前に積むぞ!!」
こーすけが指差したほうにあった段ボールをドアの前に積む。
「ぁ、あ...いや、やだ、」
布団に丸まって怯えるヒラ。フジは...良かった。起きてない。相当疲れたんだろうなとか思った。
ドンドンドン!!!
「ゃ、こわい...っ、」
「っ...おい、キヨ、ヒラのこと頼んでもいいか?」
「...わかった、」
布団を被って震えているヒラに寄り添う。
「大丈夫か...?ほら、俺がいるから、」
「ぅ...おれ、しんじゃうのぉっ...?」
「大丈夫だって、死なねえから。な?」
「は...かはっ...はぁっ、はぁっ......」
過呼吸...か?
「おちつけ、ゆっくり深呼吸しろ、大丈夫だからさ。」
「は...はぁ...ぅう...」
全員が落ち着いて寝れたのはもう深夜の3時くらいだったと思う。
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