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6-4 個室
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俺の回りのフェロモンは、うん、ヤマの優しさと守る決意だな。
並みのαでも恐らく立っていられない、格上αの姉弟喧嘩の中でも失神せずに立っていられる。
でも、このままじゃ・・・
「お前ら、煩い。
それ以上続けるなら、澪に報告、または、澪のフェロモンで、俺が、お前らを、刺・す・ぞ?」
均衡を破ったのは、チーンと手に持ったティースプーンでカップを鳴らした陽太さん。
周りの喧騒を無視してゆったり椅子に腰掛け。
口許には笑み、でも瞳は笑ってない。
「菊川の恩恵から弾かれたいのか?」
陽太さんの周囲を守っているのは、屋敷の主、澪さんのフェロモン。
陽太さんの意思で攻撃性が加わっていく。
運命の番になったΩは、番相手のαのフェロモンを操ることが出来るって萩野からは都市伝説の注釈付きで教えてもらったけど。
まさか、目の前で見れるなんて!
怖がっていたのも忘れ、飛鳥さんの向こう側にいる陽太さんに注目。
未だ庇護下にある三人のフェロモンは、すぐに沈黙してしまい、続きを見ることはできなかった・・・
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