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9-9 特別棟
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「あ、笹部が居なくなって力がぬけたかも。
笹部も降参してたし標的無くしたからか?」
松野の言葉にヤマを見ると、扉に向かっていたヤマの足は止まり、松野から羽交い締めにされた状態でぼんやりと周りに視線をさ迷わせている。
「あ、じゃあ、かなちゃんに任せようかな?
イマイチ、意識は戻ってないし、この状態の菊川が教室にいると周りが意識も身体も固まったままみたいだし。
放出はしてないから、この教室から離れたらどっちもまともになるかも」
うわぁ、竹居は相変わらず適当だな。
上級生から天使呼ばわりされている笑顔がエセくさい。
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