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一度家に帰って荷物を置いた。
食べ物は冷蔵庫へ、ストックは廊下のクローゼットへ。
レザンに買ってもらった時計を袋から出し、包装を破くと、とても綺麗な透明の目覚まし時計が出てきた。
「綺麗…」
時計の時間を合わせて、寝室に時計を置いた。
「もう16:30か…」
俺はスーツに着替えた。
ミルヒさんとの約束に間に合うように、俺は近くのタクシーで先ほどの店の前まで行った。
ミルヒさんはまだ来ていないらしく、少しあたりを見渡す。
「待たせてしまったかな。」
背後から声がし、振り向くとミルヒさんがいた。
「あ、いえ。今来たばかりです」
「そうか。車を待たせてる。行こうか」
「はい」
リムジンのような車に乗ると、ミルヒさんは俺の髪を触る。
「どうしました?」
「とても綺麗な髪だね。まるで女性のようだ…」
「ミルヒさんの髪も綺麗じゃないですか。ふわふわで。」
「髪には気を使っているからね」
耳に近い髪をかきあげられ、ミルヒさんの手のひらが耳にかする。
「っ…」
「おっと…耳が弱いのかな?」
顔を近づけてきて、耳元で息を吹きかけながらそう言う。
「や、やめてください」
ミルヒさんの肩を離そうと手で押すが、びくともしない。
「俺こう見えても力強いよ?」
耳元の髪をかきあげて、耳を舐められる。
「ぁ…だめっ…」
「駄目?こんなに腰くねらせて…」
耳の軟骨を少し強く噛まれると、体が少しはねた。
「はぁっ…」
何度も押し返そうとするが、その度に逆に迫ってくる。
「可愛い…」
ミルヒさんは俺の内ももに手を滑らせる。
「ぁ…ちょっ」
すると、リムジンのドアがノックされた。
「ミルヒ様、到着いたしました。」
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