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重なる偶然
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「え」
「あ」
あんな話をした直後だ。
家に帰ろうと普通にいつもの道を歩いてたはず。
黒瀬さんに出会った。
「弥月くん!また会うなんてね」
「ビックリした…どこにでもいるんですね」
「俺もビックリしたよ。そうだ、このあと時間ある?もしよかったらうちに来ない?」
「え?」
「美味しいケーキをもらったんだけど、1人じゃ食べきれなくて困ってたんだ。このままだと腐らせちゃうし…」
困った顔をする黒瀬さん。
この人には二回も助けられてるし…断る意味もないし。
「はい、行きます」
「ほんと?じゃあ行こう」
黒瀬さんの車に乗せられ、うちまで向かった。
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