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幼馴染の思い
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そんな風に過去のこと思い出してたら、いつの間にか学校に着いてた。
「弥月、教室では頑張ってその顔隠せよ」
「えっ、そんなの分かるの光だけだよ」
ああ、ほんと…どうして俺のものにならないんだろ。
「なぁ弥月」
「ん?」
「この前空き教室で授業サボった時に忘れ物したんだ、取りに行っていい?」
「うん、着いてくよ」
俺たちは靴を履き替えて、あまり人気のない空き教室へ向かった。
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