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6琉歌side
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目を覚ますとスーツのまま眠っている李珥がいた
「李珥…李珥…」
起こしても起きない
時計を見ると朝の4時
「俺…いつの間に寝たんだ…」
起き上がると気持ち悪い感じがなくすっきりしてた
「…悪かったな…」
頭を撫でると寄って来る李珥
抱き締めると可愛く笑う
そこにインターホンが鳴る
「李珥…りーし」
「んん…」
起こそうとしても余計に抱きつかれる
仕方が無く服を脱いで抱きしめさせる
新しい服を着てドアを開けると女の人が立っていた
「あれ…?貴方は…」
「何方ですか?」
「初めまして社長の秘書の山口です」
「あ…初めまして」
「会社ではお目にかかりますがお話するのは初めてですからね認識無くても仕方が無いと思います」
「すみません」
「いえ、所で社長は…」
「あ、まだ寝てます」
「あ、それなら良かったです今日は勝手ながらお休みを取ったので社長に一日に自宅待機とお伝え下さい」
「分かりました」
「では…あら、おはようございます」
後ろを振り向くとネクタイを取っている李珥がいた
「はよ…」
「社長、今日は一日自宅待機でお願い致します」
「分かった…」
「では、失礼いたします」
「ん、お疲れ様」
ドアが閉まり静かになる
李珥の視線を後ろから感じる
「琉歌」
「なんだ」
いつもはふざけてる分真面目な声にドキッとする
「俺、寝るから朝飯は冷蔵庫に昨日のが買ってある」
日にちは大丈夫と付け足すと寝室にふらふらと向かって行った
冷蔵庫を開けると確かに2つ分あって賞味期限も今日までだった
「…李珥」
「何」
ここまでしてくれてるのに昨日のことが頭をよぎる
浮気をしてなくても強く断らなかった俺が悪い
「一緒に寝るぞ」
「…ん」
だから今日1日は甘やかそう
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