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「琉歌〜!」
「うわ、うぜぇ」
「酷いっ!」
「では、失礼します」
「山口さんはいつご帰宅するんですか?送って行きますよ」
「あ、彼女が迎えに来てくれるので」
「彼女さんですかいいですね」
「格好良くて…自慢の彼女さんなんです」
「俺もいつもは煩くて苛々するけど意外に頼りになる所とか泣き顔が可愛い所が好きですね」
普段デレないのに顔を赤くして話す琉歌は珍しい
「惚気話でもしましょうか」
「いいですね」
「「良くない!!!」」
「何だギブアップか?」
ニヤニヤしてるからこれも作戦のうちだな!?
「意地悪する人嫌い!」
「俺は?」
「………愛してる………」
「俺も」
抱きつくと羨ましそうにしている秘書さん
「いつもこんな感じですか?」
「羨ましいなら抱きついたらどうです?」
「え?」
「あ、俺の所に来ます?」
「行ってもいいんですか?」
「「ダメだから!」」
「冗談だよ」
「全くあんたは無意識にしそうだから怖いのよ」
「ええ…」
「そんな怒んなって」
「もう知らないもん…」
「…まあ、そっちがその気なら?」
いきなり腕を掴まれて少し驚く
「行きましょうか」
ウインクされて頷く
「浮気する方がいけないんだからね!」
「………いいんじゃねぇの?」
「いや!行かないで!?」
「彼女さん泣かしてもいいならだけどな」
「はぁ…全く」
その時ノックの音がする
「なんだ」
「ここを警備してる者ですそろそろ閉めたいのですが…」
「まだ仕事が残っている俺が閉めるから帰って構わない」
「ありがとうございます」
「ほら、立ちなさい帰るわよ」
首を降る秘書さん
悪いことしちゃったな…
「これで文句行ったら振り落とすから」
横抱きされて恥ずかしそうな秘書さん
「失礼しますね」
「明日休んでいいから」
「…ありがとうございます」
ドアが閉まったあと抱き着いてくる琉歌
「浮気…」
「あ?あんなに愛があるかよ」
何逆ギレしてんですか…
「悪かった…ちょっと…ヤキモチをだな…」
「もう辞めてよ〜いつも会うたびにヤキモチ妬いてるんだから」
「ふぅん…」
「…許してほしい…?」
「勿論だろ。どうして欲しい」
「…キスして今はそれで我慢する」
「今は?」
「家に帰ったらちゃんと仕事してよね」
「ああ、夜の営みってやつだな」
「もう!雰囲気だi…んっ…」
「家に帰ったら…覚悟しろよ?」
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