アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
14
-
俺は今日仕事部屋に篭っていた
仕事が残っているからでは無いしただ引きこもりたかった
遡ること数時間前
「遅いな…」
僕より遅いなんて初めてで心配だな…
そんな事を思っている時に電話が鳴った
プライベート用のスマホで見ると秘書さんの彼氏さんだった
『やっぱり起きてたわね』
「どうかしたの?」
『実はね…私達、お買い物をしたんだけど…』
「うん?」
『…落ち着いて聞いて頂戴』
嫌な予感しかしなかった
頭の中で警告が鳴る
『…腕を組んで仲良さそうにしているあなたの旦那さんが居たの…』
「そう…報告ありがとう」
電話を切りふらふらしながらも仕事部屋に向かう
それから今に至っても帰ってくる気配は無い
「あ、もしもしタクシーを1台お願いします」
俺は会社に向かうことにした
お風呂を速攻浴びて着替える
手紙を書いているとタクシーが来てそれに乗り込む
「お足元お気をつけてくださいね」
行き先を伝え発進する
途中琉歌の後ろ姿が見えた
俺は下を向き考える事を放棄した
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 17