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こんらん ※
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「…へ……?」
俺はアホみたいな声を出して、目を丸くしてフジを見た。
フジは、俺にキスをしていた。
「んっ……は、ぁ……はぁ……いた、く…ないの…は、ぁ…ひゅっ…は、…」
俺は混乱して何も考えられなくなり、恋人でもないフジとキスをしたことに驚きはなく、一番に浮かんだ疑問を過呼吸混じりでフジに問いかける。
「いた、くない」
その言葉は嘘じゃなくて、目が本当だと訴えかけているようだった。
「なん、で」
フジは俺の疑問に答えようとしてくれたのかもしれない。
けどフジは泣きそうな顔でもう1度、俺とキスを交わした。
「んっ…ぁ…はぁ…ひっ……は、っぁ……」
「キ、ヨ」
フジが震えた声で俺の名を呼ぶ。
俺は体がどんどん熱くなることに耐えられなくなって、俺でも信じられないような行動を犯した。
いま、フジには俺から電気が流れない。
だったら、
俺はフジの首に手を回して、
こう告げたんだ。
「シ、よ……?」
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