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げんじつ
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はっ、と目を覚ますとタクシーの車内だった。
「ありゃ、お客さん顔色悪いですけど大丈夫ですか?」
少し高年齢の運転手に話しかけられる。
「はい、…大丈夫です」
「そうかい、何かあったら言ってくれよ」
「はい…ご心配ありがとうございました」
何があったのか分からない。
けれど、あの少女と喋っていた時は夢だということがハッキリと分かった。
いつタクシーに乗ったのか、は分からない。
けれど現実の俺が無意識に乗り込んでいたのだろう。
「……」
黙って外を見ていると、少し見慣れた景色が見えてきた。
そして数分後、着いたのはやはり俺の家だった。
「ええと、…1500円になりますね」
「はい、」
俺はちょうどぴったり1500円支払いタクシーを出た。
とりあえず、ぐっすりと眠りたい。
そんなことを考えていれば、もうベッドにいた。
俺はぐっすり眠ることにした。
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