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龍樹が話しを聞いてしばらくすると先生が来た。
いつもの1日が始まる。
本当どこで俺の情報が流れてるのかね。
聞いたことがあるけどヒミツと言われた。
兄か家に繋がりのある人だろう。
俺はこの力を使いたくない。
兄のように…
怪我人を出したくない。
あれは……
俺のせいだから。
力を上手くコントロールできなかった俺の責任。
昼は屋上に行く。
「碧」
「……なに」
「さっきの人、碧じゃないと無理っぽい」
俺…?
「……断るって言ったら?」
「……お兄さんのこと引きずってる?」
そりゃあ。
引きずらない方が無理。
コントロールできなかった
兄のためにって思ってたことが…
「……断る。とにかくもう、誰かが傷つくの見たくない」
それ以上、龍樹は話してこなかった。
きっとなにかを考えてる。
それぐらいわかる。
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