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この先、誰かと付き合うとこはない。
神藤家と俺の目があるかぎり誰とも恋愛なんて出来ない。
「本当に赤い瞳と金色の瞳だ!本当に居た」
はぁぁ……
なんで?
水窪を見たらニッコリと笑われた。
森谷家と神藤家
これはなんの集まり?
「初めまして、神藤碧です」
「本当に慧は結婚出来ないの?」
は?
急になんの話し?
水窪を見た。
「この方たちは慧が結婚出来ないことを本気にしてないらしいです。僕が言ってるのは"女性"としか言ってないと言うのに……」
あー、なるほど。
本気にしてないのか。
「本当です。森谷慧さんは結婚出来ません。ただし"女性"とですがね」
「女性って!男ならいいって言うの?」
「えぇ、そうですね。無理やりにでも"女性"と結婚したら……どうなるかわかりませんので」
きっと兄のようになる。
そうなってほしくない。
「慧の本命は男ってことになりますね」
「そうですね」
森谷家の親戚なのか
納得してない人がたくさん居る。
「本当に神藤家の人間なのか!」
「疑うのですか?……そうですね、あなたはこの数日の間に離婚されますよ」
〈な、なんだと!離婚なんてありえん!〉
「そこの人は……お腹の子は双子です。念願の双子が生まれてきますよ」
夫婦は驚いてた。
「本当に双子?」
「えぇ、間違いありません。双子です」
夫婦は喜んでた。
森谷家は慧に縁談の話しを持ちかけてたらしい
それが俺が見た女性だったのか。
本人が知らないところで縁談の話しが出るなんてね。
嫌だねー!
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