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レオは少し震えながら、途切れ途切れでも最後まで話してくれた。
多分、分からなくなるくらいに怖かったんだろうと思う。
夢と現実も区別できないくらいだ。
考えられないくらいにショックだったんだろう。
やっぱり俺はレオのことが好きだ。
俺しか守ってやることできない。
レオを抱きしめる。
「誕生日おめでとう。
俺が楽しいこといっぱい教えてやるからな。」
「うんっ」
その うん の二文字が可愛くて仕方がない。
まるで俺のその言葉を心待ちにしていたかのようだ。
「なぁ、お前も俺のこと好きなの?」
レオが少し戸惑っているのが伝わる。
少ししてから
「………うん、たぶん?」
たぶんとかズルいだろ。
好きならはっきり好きって………
まぁ、今はこれで許してやるか。
十分可愛いしな。
「何でニヤニヤしてるの?」
「レオのこと考えてたんだよ。好きすぎるんだよ。」
ちょっと意地悪のつもりで言ってみる。
まぁ、本当の事だし、嘘をついたわけじゃない。
予想通りの反応。
顔を真っ赤にして俺の事を睨んでくる。
まぁ、そんな顔も可愛いんだよなぁ。
……………俺さっきから可愛いしか言ってない。
どんだけ好きなんだよまじで。
この気持ちを大事にしよう、と決めた。
兄貴みたいにならないように、、
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