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ホテルで… 7
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桜side
一度イッて乱れた呼吸を正すように "はぁ…はぁ…"っと
何度も息をするのだが、一向に楽にならない。
夏は、そんな余裕の無い僕を見るのが好きらしく
少し馬鹿にしたような目で僕を見下ろす。
「桜さん。雪に…、何飲ませたんですか…?」
急に話しかけられ振り向くと、
雪は感じ過ぎて飛んでしまったようで、
気絶しているみたいだ。
しばらくすれば、目が醒めることだろう…。
実際、僕もそんな感じだったので大して心配していない。
「はぁ…、はぁ…、び、やくだよ…?」
「効果を鎮めるには…、どうしたら……」
「ふぇ…?」
どうやら、雪はセックスの時に媚薬を使わなかった様で
蛍くんはビクビクと怯えてしまっていた。
不安そうな目で僕に聞いてくる蛍くんは可愛かった。
その間に目を覚ました雪に気づいた蛍くんは
バッ と振り返って、雪のことを必死に呼んでいる。
「雪っ!」
「ぁっ…、け、くん…、けーくんだぁ……」
雪は、意識は戻ったみたいだが、媚薬のせいで
喋り方が "ふわふわ" している。
まだ敏感になっているのか、
ふるふるっと身を震わせて とろんとした目をしていた。
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