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朝から… 3
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夏side
テレビを見ていると、必ず話しかけてくるのに
なにも話しかけてこないばかりか、
ものすごく静かで不思議に思って桜の方を見ると
また眠ってしまっていた。
暇になったし、ゆっくりお風呂に浸かろうかなと思い
お風呂に入ってくると、
ちょうど蛍くんが起きたところだった。
「ふぁ…、よく寝たぁ…」
「…おっ?起きた?」
「あ、おはよ。お風呂?」
「うん」
わしゃわしゃっとバスタオルで頭を拭くと
水が飛んでしまったみたいで
蛍くんにジト目で見られてしまった。
その後で、ドライヤーで髪を乾かしてくれた。
音が大きかったせいか、桜も起きたみたいだった。
「あ、桜起きた?」
「うん…。おはよ……」
「…もしかして、拗ねてる?」
「拗ねてないもん…」
どうやら、寝ないと言ったのに眠ってしまい
拗ねているようだった。
可愛かったけど、拗ねたままにもできなくて
なんとか機嫌を取ろうとしてみる。
どうにも機嫌が良くならないのでフラットなキスをした。
すると、見る見るうちに機嫌が良くなり
"えへへっ" と可愛く笑っている。
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