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新入生歓迎会 2
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夏side
僕は楽しみで仕方なかったのだが、桜はどこか憂鬱そうだ
競技決めの時になり何をやりたいか桜にいてみた。
すると、嫌々と言う感じで桜は、僕の問いに答えてくれた
「桜は何がやりたい?」
「全部やりたくない……」
何故そんなになにが嫌なのだろう…。運動は得意なはず…
そんなに嫌がることもないのではないだろうに…。
じーっと見つめ続けると、やっとのこと口を開いてくれた
それでも楽しみという感じではなかった。ここまでの
嫌悪感を醸し出すのはあまりにも珍しい…。
「………バスケ、なら…」
「なら僕も、バスケにする」
「僕もー!サクと一緒!」
バスケは久しぶりだが、結構得意なスポーツだったりする
アオはすごくワクワクしているようだった。
「アオは……」
「どうしたの?サク」
「…いや、なんでもない」
桜は最近少し憂鬱そうで、なにか気晴らしなる事はないだろうか…。そんな風に思ったのだった。
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