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体育祭 5
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夏side
僕は、玉入れに参加した。その後は、みんな出る競技が、なくて…。観戦するだけだった。3人で一緒にいた。
桜はどこかソワソワしていて、不安で仕方ないって感じ。アオもソワソワしてる。こっちは、早く終わってほしいって感じ…。ワクワクしてるようにも見える。
「アオ?」
「……ん?…どうしたの?」
「なんか、可笑しい……」
「この後、潰しに行くからね。雪さんも珍しく前線に立つって言ってたから…。サクは不安なの」
なるほどな……。それに加えて僕が拐われたから余計に…不安を煽られてしまったわけだ……。
このまま、ここで見てる意味もないし抜けてしまおうかな
桜の事もだし、アオの事も……。アオは、少しでも早く、雪くんのところに行きたいんだろな…。体調不良とか言って寮に戻らせてもらおう…
「…あっ。副会長さんだ……」
たまたま副会長が僕たちの前に……。桜が声を出したことにより、こっちを見てくれた。
「副会長。桜、体調が悪いみたいなんで……。先に寮に戻っていいですか?」
「おや、そうなのですか? 会長には私から言っておくので戻ってください。お大事にしてくださいね」
「はい。ありがとうございます」
桜の顔色が本当に悪かった事もあり、すぐに帰してもらえた。桜は……かなり驚いてるみたいだ…。
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