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この思い うらたぬき×まふまふ
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うらたside
今、俺はまふくんに呼び出されまふまふ家にいる
実は、俺はまふくんが好き
最近いつも一緒にいるから知らぬ間に好きになってた
だけど、まふくんはそらるくんと付き合っている
大切な友達2人を傷つけたくない俺は
この思いをずっと胸に秘めていた
「それで…話ってどうした?」
「あの…えっと…」
俯きかげんのまふくんは、なぜかいきなり泣き出してしまった
「え、ちょ、まふくん?! どうした…」
「グスッ…そ、らるさんがぁ…浮気したっ…です…」
「は?…どうしてそんなこと…」
「多分…僕がお仕事忙しくて…全然話せなかったからっ…天月くんと…手繋いで歩いてるとこ…見ちゃって…」
多分この時、俺はそらるさんが嫌いになった
「…俺は…まふくんの事、悲しませたりしないのに」
「え…?」
そっとまふくんを抱き寄せた
「俺なら、まふくんにこんな顔させないよ…?」
「うらた…さん…」
まふくんはびっくりしたような顔を俺に向ける
そりゃそうだよな…なに言ってるんだって話だよ
「まだ…そらるくんのこと、好きなんだよね」
「っ…はい…ごめんなさい…」
「謝ることないよ…ただ、少しずつ俺のこと見てほしい
俺、まふくんに好きになってもらえるよう頑張るから」
まふくんの為なら何だってする
こんな辛い顔はさせないし、その分幸せにする
「はい……ごめんなさいっ…僕、最低ですよね…
うらたさんの優しさを利用してこんな約束…」
「そんなことないよ…気にしなくて大丈夫」
「そらるさんのこと…忘れることができたら…
うらたさんの所へ来ます…それまで待っててもらえますか…?」
「もちろん…待ってるよ」
ずっと抱いてきた願いを叶えることができるかもしれないんだ
可能性があるなら、俺はいつだって待ってるよ
だって君を、こんなにも愛してるから
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