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恋の路地2 浦島坂田船
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うらたside
あの後、俺は坂田とデートへ行った
そして志麻くんに言われた通り、振った
そして坂田にすべて話した
「楽しかったねーうらさん!」
「…あのさ…坂田、別れて…ほしいんだ」
「どうして…っ」
「ごめん…俺、志麻くんが好きなんだ…
だけど自信がなくて…坂田を利用して忘れようとしてた…
最低だよな…許さなくていいからただ謝りたかった…」
「……ううん、話してくれてありがとう
そのまま偽りのうらさんと付き合ってても嬉しくないし…
俺、応援するから…頑張ってね…(にこ」
多分、あの坂田の笑顔は無理して作っていたと思う
だけど…頑張れって言われたなら頑張らなきゃ…
俺は坂田を家へ送った後
志麻くんを自分の家へ呼び出した
暫く待ってると、インターホンが鳴る
「はーい…あ、志麻くん…ごめんね、急に呼び出して」
「いや…全然大丈夫やで」
ちゃんと思いを伝えるんだ…
「散らかってるけど許して 笑」
「全然綺麗やん。気にすることないで」
2人でソファーに座る
…気まずい…な、なんか話さなきゃ
「「あの」さ」
あ。
「あ、ごめ。志麻くんから先に話していいよ」
「ごめんな…笑 えと…話って、なに?」
あ、よかった…これで話せる…
すぅ…はぁ…
「志麻くんのことが…その…sき…」
「え…? ごめん、聞こえなかった…」
「だから…俺、志麻くんが…好きです…!!」
「…!!」
志麻くんは目を真ん丸にしてビックリしている
俺はもう、志麻くんが俺のこと好きって
センラマンに教えてもらったから知ってる
「…うらたん…俺もうらたんが好きやで…」
「…うん、実はセンラマンに聞いたんだ…
だから俺は勇気をもらって志麻くんに話せた」
「…センラの奴…まぁ今回はええかな
えっと…俺ら、同じ好きやんな?」
「うん、恋愛感情…だよ
でも志麻くん…女の子が好きなんじゃないの?」
「うらたんだって、例えそうじゃなくても坂田と付き合ってたから坂田が好きなんやなかったの?」
あ、そうだ…その事も話さなきゃ
「だからそれはえっと…志麻くんいつも女の子の話してるから…俺じゃだめなのかなって…でもずっと想ってるの辛いから…坂田と付き合って忘れようかなって…思って…」
「なんや…そうやったんか…坂田に悪いことしちゃったな…」
「でも、頑張れって…言ってくれたんだ」
「…辛いだろうに…まぁ、そのおかげで俺は今幸せなんやけどな…複雑や(苦笑)」
もう一人…辛い思い、してる人いるけどね…
でもそれはまた志麻くんが心配するから今度言おう
なんだか思ったよりあっさり上手く行ったな…
坂田とセンラくん、2人の思いを無駄にしないように
これからずっと志麻くんと幸せでいよう
end
----------切り取り線----------
センラside
あれから暫くして、うらたんから通知が来た
うらたぬき『坂田にちゃんと言って
志麻くんにも気持ち伝えた…上手く行ったよ!』
センラ『そっか、よかった
これから志麻くんと頑張りぃや』
ううん、本当は俺にとっちゃよくないし
頑張れなんて言いたくない
だけどな、みんな大切な友達なんよ
俺は誰よりも3人を大切に思っている
もちろん志麻くんが特に大切やけどな?笑
あ…まだやること残ってた
センラ『さかたん、一緒にメシ行こ? 奢るで』
坂田『いいの?! 行く!! 用意するから待ってて!!』
さかたんを慰めなきゃな 笑
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