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らぶらぶにらめっこ うらさか
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「ねぇうらさん!にらめっこしよ?」
坂田がなにを言い出すかと思えば、子供のようなこと
「何でそんなことしなきゃいけないんだよー」
「ルールとか作ったら面白そうじゃない?
例えば、負けた方が勝った方にキスするとか」
俺の恋人はやはり馬鹿でした
でも、面白そうなのでやってやる事にした
「「にーらめっこしーましょ、わーらうーと負ーけよ、あっぷっぷー」」
互いに変顔を見せ合う
やばい、坂田の顔が…崩壊してる
負けじと俺も、できる限り変顔をした
「…っぶはは!うらさん何その顔ウケる!…あっ」
自分から言い出して自爆した坂田
坂田の顔がどんどん赤くなるのがわかる
「んで?何してくれるんだっけ?」
意地悪するように聞いてみる
「あ、あのさ…やっぱキスはやめない?」
「お前が言い出したんだから、しろよ」
「ですよね…」
うぅ…と唸り声を上げる坂田。改めて馬鹿だなぁと思った
「じゃ、じゃあ…目瞑ってて?」
「ん…いいけど」
よっぽど恥ずかしいんだろうな
普段あまりしないし、しても俺からだし
だから、坂田が恥ずかしがるから
行為もまだしたことがない
「ん…っ(ちゅ」
「んっ…坂田…」
ぎゅぅ、と抱き締めてやると震えてるのがわかる
ゆっくりと目を開けると、さっきより真っ赤になっていた
「うらさん…その、嬉しかった…?」
「え?…ああ、うん」
あまりしてくれたことないしな
そりゃ嬉しいに決まってる
「へへ、そっか…よかった」
無邪気に微笑むこいつは、やっぱり子供で
可愛いなと、心の底から思った
end
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