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その男
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「うーん…お礼は言葉よりもコッチがいいかな」
しかし南倉はそう呟くと、突然テーブルに脚を乗せユキトの方へ身を乗り出す。『へっ?』という無防備な表情の依頼人の顎を掴み上げた。
そして―――その小さな口を口で塞ぐ。
「んっ!?ん゙ーーーっ!!」
虚を衝かれたユキトは咥内で抗議の声を上げ身を引こうとする。だが体全部が依頼人側に移動してきた南倉に、空いた手で腰を引き寄せられた。
華奢だと思われていた男は意外に逞しく、中学生はすっぽりと覆われる。共にソファに沈み、舌を使われユキトは深く口付けられる。
――……な、なに…?なんか…
抵抗していたユキトの動きが次第に鈍る。
ディープキスは父にもされる。それはユキトにとって不快で鳥肌が立つだけの行為だった。
だけど、今は。
――気持ちいい…
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