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相談
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「眠くなったりとかはしないの?」
「んー、それはその時々ですね…寝られないのは目を瞑ったり意識無くなったりするのが怖いから、だと思います」
「柚がそうなら翠もそういうところあるのかな」
「可能性はなくはない、と思います…」
「そんなに怖いもんなんだな」
「そんなに怖いもんなんです」
「柚も大変なんだね。いつも明るくいるのも疲れるでしょ」
「い、いえ!全然です!それに亮がいてくれるから俺は大丈夫です!それより、翠くんいつ引き取る予定なんですか?」
ちゃっかり話題変えやがってと内心苦笑した。
でも、柚もそろそろ疲れてきたのかもしれない
「明後日がいいかなとは思ってた」
「あ!明後日は俺も予約少ないので何かあれば相談乗るので電話とかメール下さいね!」
「お、ほんとに?ありがとな」
「いえいえ!」
「翠、今度ここ連れてきてもいい?」
「わぁ!連れてきてくれるんですか?どんな子なんだろ。楽しみにしてますね!」
そう言って嬉しそうに笑う
翠自身も柚になら何か相談できそう。それくらい柚は優しい雰囲気を持っている
「じゃあ、そろそろ帰るな。仕事中ごめんね?」
「いえいえ!俺の方こそしっかり相談乗れてなくてごめんなさい」
「いや、参考になったよ。怖いのに頑張ってくれてありがとな」
「そんな!全然です!外まで送りますか?」
「いや、ここでいいよ。じゃあな」
「はい」
そう言うと、ひらひらと手を振ってくれた
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