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説明
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首の説明が終わったので翠の首からそっと手を離した
「次は、」
そう言って間を作った後
「翠!!!」
と、突然大きな声を出した。その後テーブルの上の花瓶を床に落とし割った。
「っひ…!…ぃゃ…っぁ、ごめんなさいごめんなさい」
翠はもう軽くパニック状態だ。
震えて、ごめんなさいを繰り返している
「大きい声出したり、物が割る音聞くと面倒くさくなるから気をつけた方がいい」
…は?こいつら正気か?わざわざやる必死ねーだろ
「翠、おい」
施設の人が話しかけても翠はごめんなさいしか言わなくて周りが見えなくなってしまっている。
あんなに震えて、泣いて、謝って。
何もしてないのにな
「翠!無視すんじゃねーよ…!」
と、ベッドの角を蹴った。
俺がいなかったらベッドの角ではなく翠を蹴るのだろう。
見ていられなくてベッドに寄った
「翠。大丈夫、何もされねーからな」
「…ぁ、ごめんなさい ごめ、なさい」
「大丈夫。俺こそごめんな?大丈夫だよー」
抱きしめるとビクッとしたがしばらくすると落ち着いてきた。
「…遊、」
「ん?怖かったな。」
「翠、手間かけさせるんじゃねーよ」
「ご、ごめんなさい…」
全部お前らが悪いんだろ。
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