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迎え
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そんなある日、亮に言われた。
『そういう行為がそんなにトラウマなら一回俺ともしてみる?案外、怖くないものかもよ』
「…っ、」
亮のことは好きで、付き合っていたけど、まさかそんなこと言われると思っていなかったしパニックになるのは目に見えていた
『リスカも酷いし、睡眠もあんまりとれないし、もうトラウマの元を直接刺激するしかないでしょ』
…そんな事言ったって…怖い。
それに、恥ずかしいし…
『絶対、大丈夫。怖くない』
亮がそんな風に言うから克服できるのかなって信じちゃったじゃないですか…
でも、結局パニックになって宥められて挙句の果てには漏らしてしまった。
あぁ、何やってんだろ、俺
思い出しただけでも恥ずかしい
でも、その日から少し自傷行為は減ったと思う
「…柚、大丈夫?顔赤い。熱でもある?」
いつの間にか警察と話が終わったのか亮が目の前にいておでこに手を当てる
「だ、大丈夫です…!」
「話聞いた。…怖かったな。ごめんな、一緒にいてやれなくて」
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