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告白
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「怖いよな、大丈夫だよ」
と、抱きしめながら頭を撫でてくれる
まだ何も言えていないのに、何も終わっていないのに、亮に抱きしめられると大丈夫なのかなって気がして安心してしまう
「…亮、すき」
「なに?いきなり。ありがと」
と、困ったみたいに笑うからなんだか嬉しくなる
今なら、話せる気がする
「…俺、最近、気持ちが落ち着かなくて、…その、原因。わかってるんですけど、どうしたらいいか分からなくて…」
「うん」
「俺、虐待?…受けてたじゃないですか、」
背中を撫でてくれる亮の手が酷く温かく感じる
「俺、寝るの苦手、なんですね。
それも、ベッドに行くだけで犯されたこと思い出しちゃうっていうのと、寝ると、いつ殴られるか分かんなくて、力抜いてると殴られるのって結構痛くて…それで、あまり、寝れなくなって」
お風呂に入る時も冷たい水が出てくる。
とか、頭を掴まれてお風呂の中に突っ込まれて苦しくて、意識がしばらく戻らなくなったこと。
それを、何十回もされたってこと。
食事も、口で色々をさせられすぎたせいで、無理矢理突っ込まれて息できなくなってそこに出される。
って感覚が未だに無くならなくて、
亮のおかげで調子がいい時は食べれるようになってきたけど、少し調子が悪かったりすると口の中にものを入れるだけで凄く怖いってことも話した。
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