アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
告白
-
「で?ちゃんと休んでくれる?」
「っ、…」
声がうまく出なくて必死に頷いた
仕事を休むほどの事でもないって自分では思うけど亮が心配だって言ってくれるからお休みすることにした
「ありがとう」
「まずは、ちゃんと寝ること。
柚は薬飲んで寝てるみたいだけどすぐ起きちゃうんでしょ?」
「なんか、…すみません」
「謝ることじゃないって。ゆっくりでいいから治していこうな」
「ほんと、…ありがとうございます」
「かわいい柚の為だからね」
「そ、そういうの要らないです!」
さっきまで真面目な話をしていたのにそんなことを言うから一気に顔が熱くなる
そんな俺を見て亮が微笑んだ。
かと思ったら
「可愛いな、ほんと」
「亮!」
さっきから恥ずかしいことばかり言う
顔を隠して俯いたところを抱きしめられた
「これからは大丈夫だから。俺がついてるし、もう あんな辛い思いさせないから」
だから安心しろって
こんなに優しい亮の為にも、早く気持ちのコントロールできるようになりたいって思った
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
124 / 535