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休み side柚
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side 柚
亮に休めって言われて1週間の休みをもらうことにした
仕事先や亮には申し訳なさが募るけど、中途半端な仕事はしたくないし、気持ちも1回整理したくて少し休憩することにした
昨日の夜も眠れなくて夜が明けた。
亮は俺が寝るまで起きてるよって言ってくれて隣にいてくれたけどなかなか寝つけなくて夜中の2時頃になっても一向に眠れなかった。
亮は明日も仕事があるので申し訳なくて寝てくださいって言っても大丈夫だよとしか返してくれないし、亮に寝て欲しくて寝ているふりをした
「そんなに寝てほしい?」
とか言われて あぁ、バレてる。って思ったけどそれでも寝たふりをし続けた
亮も3時頃には、あきらめて寝てくれた
亮が寝たのを確認してから布団を出る。
前はこのまま自傷行為をしていたけど、今日は少し落ち着いているから大丈夫。
リビングの電気をつけて部屋の隅に座った
「…ふぅ。」
ぼーっとしながら広い部屋の角に1人蹲る。
別に怖いとかじゃなくて、今までそうされてきたからソファやベッドの上より、部屋の角や床の方が怒られないから大丈夫って自然と考えてしまって結局部屋の隅に座る
翠くん、寝られてるのかなぁ…
夜中のため車通りも少なく、異様なほどに静かな部屋の中でそんなことを呆然と考えながら時間だけが過ぎていく
しばらくの間ぼーっと座っているとカーテンが少しずつ明るくなってくる
もう、日が昇ったんだ
時計を見ると丁度6時だった
「柚。」
いつの間にか起きてきた亮に不機嫌そうな声を出される
「ぁ、おはようございます!ちゃんと寝れました?」
「じゃねーだろ。それはこっちのセリフだ」
と、軽々しく抱き上げられてしまう。そのまま寝室に連れていかれる
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