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『お昼は?…大丈夫なの?』
と聞けば何かを言いかけたが、口を閉じて辺りをきょろきょろ見渡した後、うつむいてしまった
テーブルに目を向けるとウインナーが2本。ぽつん、と置いてある
『ウインナー食べたかったの?』
今なら俺もいるし、どうしてもと言うなら食べるための手伝いはしてあげられる
『ぁ…いや、そういう訳でもないんですけど…』
そう言うとキッチンとリビングの間をうろうろとし始める
苦しかったなら苦しかったって言ってくれれば楽にしてあげられるのに
なんとなくだが、顔色も少し悪い。
このまま寝かせてあげてもいいけど多分寝られないし、朝ごはんも食べていないだろうから何かしら胃に優しいものを食べさせてあげたい
『ま、いっか。ちょっとお昼作るよ』
と、切り出せば、俯いて、そのまま床に座ろうとするのでそっとソファまで誘導した
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