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心配
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「眠剤。飲もうか」
「い、嫌です…大丈夫ですから」
本当に嫌なのだろう。声も若干震えている
「柚、もともと不眠気味なのにまた寝れなくなってるよな?少しでもいいから寝てほしい」
「でも…」
「誰も柚に痛いことしないし大丈夫なんだよ?」
昔は寝ていたら何かをされたかもされない。
でも今はそんなこと絶対にないしさせない
から、少し信じてゆっくり眠ってほしい
「どうしたら安心できるんだろうな」
いくら伝えたってやっぱり怖くなってしまうのだろう
過去の怖い記憶を消してあげることが出来たらどんなに楽になるのだろうか
「安心してます。大丈夫です、寝れます」
そういうなり、すたすたと寝室に向かって歩いていく
あぁ、もう。
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