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来客
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本当に亮かな?
リビングのドアから玄関をちらっと覗くと亮がいて、なんだかすごく嬉しかった
「おかえりなさいっ」
急いで玄関に向かうと亮と目が合って急に恥ずかしくなる
「ただいま」
そう言ってそのままぎゅって抱きしめてくれた
「柚。」
「ん?」
触れるだけのキスをされる
「んっ…なっ、なんですか」
一瞬にして顔が真っ赤になって熱くなる
そんな俺を見て面白そうに笑う
「ごめん、可愛すぎてつい」
「な、なんですかそれ」
電話かけてきてくれて嬉しかった。とか怖くなかった?とか色々聞かれてなんて答えたらいいのか分からなくなってしまう
「大丈夫?」
そのまま頬にキスされてよしよしって撫でてくれた
「リビング戻ろっか」
留守番ありがとね。って優しく笑ってくれる亮の手をぎゅって握った
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