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二人の初えっち
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「この村には宿がありませんからの、私の家を使うといい。部屋は余っとりますからの」
「ありがとうございます」
ハ・ミルの村で村長の家に泊めて貰う事になったジュード達一行は、ミラのみの部屋とジュードとアルヴィンの部屋に別れ、ゆっくりとくつろいでいた。
「ふぅ…ベッドなんて久しぶりって感じがするなぁ…」
ジュードはベッドに腰をかけながら呟くように言った。
「ハハッ、優等生に野宿はキツかったか?」
アルヴィンはジュードと向かい合うように腰を下ろす。
「普通の生活をしてれば野宿なんてしないと思うよ?」
「普通の生活してりゃあな」
「もう…」
アルヴィンの言葉に呆れつつ、ジュードはベッドに横たわる。
窓の外は薄暗く、もう人の声はしなかった。「そういや、ジュード君」
しんと静まり返る部屋の中で、アルヴィンはポツリと喋り出す。
「何?」
寝返りを打つ要領でアルヴィンの方を向く。
ニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべながら、
「1人でシタ事、あんの?」
と問い掛けてくる。
ジュードはその言葉が理解出来ない。
「何を?」
理解出来ない事に答えようがなく、訝しげな顔で問い返した。
「何って…1人エッチ」
「っ!?!?」
アルヴィンのその言葉に、ジュードはガバッと起き上がる。
「ななな…何でそんな事っ!!」
「シーッ、そんなに大声出すなよ」
「だ、だってこんな時に聞く!?」
「じゃあどんな時に聞くんだよ?男同士なら普通だろ」
「お、男同士でも聞かないよっ!!」[newpage]突拍子も無いことを問われ、ジュードは取り乱した。
そんなジュードの初さにアルヴィンはわしゃわしゃと頭を撫でる。
「可愛いな~、ジュード君」
「もうっ!からかわないでよ!」
「からかってないって」
顔を真っ赤にして怒るジュードの頭をポンポンっと叩いてやると、キッと睨んでくる。
「おーこわ。…でも、その様子じゃ自分でシタ事無いんだな」
「~~~っ!だ…だって…よく分かんない、し……」
ジュードは掛け布団で顔を隠しながらそっぽを向く。
その様子にアルヴィンの理性という名の紐がブツンッと切れる。
「ならさ…」
アルヴィンはベッドから立ち上がるとジュードのベッドへ腰を下ろす。
そして、布団をはぎ、顎を掴むとムリヤリ自分の方へと向かせる。「やだ、何す「オレが手取り足取り教えてやるよ」
「え……?」
ジュードが言葉の意味を図りかねていると、いきなり布越しにジュードのモノを触り始めた。
「へ?え、ちょ…アルヴィン!?」
「大声出すなよ?ミラ様が隣の部屋に居るんだ…バレちまうぜ?」
言いながら優しく撫でたり、揉んだりする。
「や…や、だ…そんな所、触らな…で……何か、変だ…よ…」
「変?気持ちイイの間違いだろ?」
アルヴィンの触り方は徐々にエスカレートしていき、ズボンが湿り始めていく。それと同時に自ら股を開いていくが、ジュード自身は気付かない。
「ジュード…実は淫乱の素質あるんじゃねぇの?こんなに湿ってきてるぜ」
「や……だ、って…アルヴィン、が……」[newpage]「俺が、何だって?」
抵抗したいのにする事が出来ず、されるがままのジュードは、布団にしがみつく事しか出来なかった。
「………?」
ふと、触っていた手が離れた。止めるのか、と思った矢先すぐに腰の辺りを触られる。そして、ジーというファスナーを下ろす音がしたかと思うと、下着の中に手が入ってくる。
「ひぁっ!!」
高ぶる自身に触れられ、初めての感覚に自分とは思えない程高い声が出た。
その事に混乱しているジュードを余所にアルヴィンはジュードのモノを握り、先端を指で弄る。クチュクチュと水音がし、濡れているのが嫌でも分かる。
「ふっ、ぅあ…ひぃんっ!」
「こんなに濡らして…実はヤられた事あるんじゃねぇの?学校の連中とかにさ」「そんな事してなっあぁ!!」
いきなりグリッと強く弄られ、大声を出してしまう。口を手で押さえるが、声は抑えきれず漏れ出した。
「ふぅ…んんっ!あふ…っ!」
「声、しっかり抑えとけよ?ミラ様に聞かれたいなら、別だけどな」
「いじ、わるぅ…んあぁっ!」
弄りながら、アルヴィンは器用にズボンを脱がしていく。
丸出しにされたモノを、今度は扱き始める。
「ふぇ!?そ、それやだぁ…ひうっ!」
「お、かなりイイみたいだな…もう少しでイきそうか?」
「わ…かんな、よぉ…で、も…何か来…そ、う…っ!」
「なら、もう少しだな」
ジュードの言葉を聞くと、アルヴィンは扱く速度を早める。
「やだ…ホントに何か来る…来る、よぉっ!!」[newpage]「良いんだ…何も恐がるなよ、ジュード。そのままイっちまえ!!」
「イく…イっちゃ…あああああっ!!!」
体をビクビクッと震わせ、白濁の液を吐き出す。ドロリとした液体はアルヴィンの手を汚してしまった。
アルヴィンは指を広げたりしながらその液体を眺めている。
「おー、出た出た。初めての割に相当溜まってたんだな」
言いながらジュードの方を見るががベッドにぐったりと倒れ込み、ボーっとしていた。
「流石に疲れたみたいだな…初めてイった感想はどうだ?」
「よく…分かんないよ……」
そっぽを向く力もなく、溜め息混じりにそう言った。
顔が赤いのはイったからなのか、それとも……。
「ハハッ、そんなに良かったんだな」「~~~っ!早く手拭きなよ!!」
「はいはい」
アルヴィンはヒラヒラと汚れていない方の手を振り、置いてあるティッシュで拭き始める。
その様子をジュードはボーっと眺めると、ふと違和感を感じる。
「(っ!?)」
アルヴィンの股関節の辺りが妙に膨らんでいる。ズボンの上からでも分かるぐらい立っているのだろう。
「(アルヴィンの…あんなに立ってる…)」
ドクンッドクンッと心臓の音が早くなっていく。
「(ヤって…あげた方が良い、よね?)」
どうすればいいのかは分からない。だが、自分の意思に反してではあったとしてもヤって貰った事に変わりはない。
ジュードは上半身を起こしてそっとアルヴィンに近付く。
「ん、どうした?優等生」「その…アルヴィンの…それ…」
ジュードの視線の先はアルヴィンの股関を示している。
「あぁ、後で自分でヌくからいいぜ?それともなに、ヤってくれんの?」
アルヴィンは冗談のつもりでそう言った。だが、ジュードが顔を赤らめ、頷く様を見て、我が目を疑った。
「(おいおい…マジかよ)」
最初からからかってやるだけのつもりだった。こういう事をすれば、相手は嫌悪して遠のいていく。必ず深くは入ってこない。
なのに、ジュードのアルヴィンに対する反応は恋する乙女そのものだった。
「(…マズいか)」[newpage]これ以上は自分が深みに入りそうだった。だからこそ、やんわりと拒否する。
「いや、冗談だって。優等生くんがお疲れなんだ、今日はもう休もうぜ?」
「僕なら大丈夫だよ。…それに、不本意だとしても、シて…貰ったし…ね」
ジュードはアルヴィンを見上げてそう言った。だが、それは無意識の内に上目遣いになっていた。
その瞬間、アルヴィンの中で理性が弾け飛んだ。
「なら、シて貰おうか」
カチャカチャとベルトを外し、ファスナーを下ろす。ズボンの間からアルヴィンのモノが現れると、ジュードは目を見開いた。
「こんなに…大きいの…?」
「オレぐらいの年齢なら標準だろ?…何、怖じ気付いた?」
「っそんな事ないよ!」
「じゃあ…頼むぜ、ジュード」アルヴィンはベッドに腰をかけ、ジュードは床に座り込む。
目の前にあるアルヴィンのモノを、恐る恐る握ってみるが、両手でなければうまく掴めない。
すでに先走りの液が出ており、濡らさずとも全体がヌルヌルとしている。そのまま擦ってみるとアルヴィンの口から途切れ途切れ吐息が聞こえてくる。
「凄く固くて…ビクビクしてるね…気持ち、イイ?」
「あぁ…っ、イイ、ぜ。先、もう少し擦ってくれよ」
「こ、う?」
「っ!あぁ、上手いな…ジュード…っ」
頭を撫でながら、アルヴィンは与えられる感覚に身を委ねる。だが、やはりイく事は叶わない。
「ジュード…口も、使ってくれないか?」
「えっ!?」
アルヴィンの発言に、ジュードは目を見開きアルヴィンを見上げる。[newpage]やり方は知らない訳では無かった。学校の友達にムリヤリ見せられたエロ本に載っていたからだ。
「ムリ、か?」
「……ううん。いいよ、ヤってあげる」
ジュードはゴクリと唾を呑み込み、躊躇いがちにそっと先を舐めてみる。
やり方は知らない訳では無かった。学校の友達にムリヤリ見せられたエロ本に載っていたからだ。
「ムリ、か?」
「……ううん。いいよ、ヤってあげる」
ジュードはゴクリと唾を呑み込み、躊躇いがちにそっと先を舐めてみる。
「(苦…変な臭いもするし……でも)」
アルヴィンの為だ、と決心すると思い切って口に含んだ。ぎこちないながらも、ピチャピチャと舌で舐める。それと同時に手も動かす。
「は…ぁ…、かなり上手いな、ジュード…本当に初めてなのかよ?」「んむぅっ…初めて、だよ」
ハァハァと肩で息をしながらアルヴィンを見上げる。
そんな初々しさが可愛らしくて、頭をそっと撫でてやる。
「分かった分かった。んじゃ、続き頼むぜ?」
「もぅ……ん…はっ、ひもひ(気持ち)…いい?」
「あぁ、かなりイいぜ……でも、少し口借りるな」
「んぅ!?」
初めてだけあって、イくためには刺激が弱すぎた。
アルヴィンは悪い、と思いながらもジュードの頭を掴み腰を動かす。
「んぶぅっ、んんっっ!!」
「もう少しだけ、もうちょいだから…っ!」
グチ、ズチャッと卑猥な音が部屋の中に響く。
ジュードは苦しいのか、アルヴィンの手を退けようとするが力が入らず、意味を為していない。[newpage]「クソ…余裕ねぇ…っ、もう、出る…っ!!」
「んんんっ!!!」
アルヴィンは思い切り喉の奥まで腰を突き出すと、そのまま白濁とした液をジュードに流し込む。
「っ、ゲホ、ゲホッ!!」
だが、ジュードは受け止めきれず、口からアルヴィンのモノを出してしまう。そのせいで残りの液が顔に飛び散った。
ジュードは咳き込みながらアルヴィンを見上げる。
「ふぁ…ひどい、よぉ…アル、ヴィン…」
「あ…わ、悪い…中に出すつもりじゃなかったんだが…」
目を潤ませるジュードにアルヴィンは頭を掻きつつ謝ると、ジュードのモノが固く上を向いている事に気付く。
「またヌいてやるから許せって、な?」
「もう…いいよ」
「そんな事言うなって、ホラ」「え、うわっ!」
アルヴィンはジュードを抱き上げ、ベッドに放る。
ジュードは体制を整えようとするが、力が入らず起き上がりたくても出来ない。
その横でアルヴィンはコートを脱ぎ自分のベッドに放っている。
「アルヴィン、もういいってば」
「俺も我慢出来ねぇの」
「へ?」
言われ、アルヴィンの下半身を見ると、もう既に立ち上がっているモノがあった。
「う…そ…」
「ま、最後まで仲良くしようぜ、ジュード君」
アルヴィンはニヤニヤ笑うと青ざめるジュードを抱き締める。
「大丈夫だって、優しくするから、な?」
「もう…知らないっ!」
「んじゃ、好きにさせて貰うな」
アルヴィンは頭を引き寄せ、ワザとピチャピチャと音を立てながら耳を舐める。[newpage]「な、に…ゾクゾク…する、ぅ…」
「耳…弱いんだな…」
「それ、やぁっ…!」
アルヴィンが耳元で囁くとジュードは身じろぎ離れようとする。だが、それを許すまい、とアルヴィンはしっかり押さえ込んだ。
空いている左手で上着をはだけさせ、シャツの中に潜り込ませる。
肌に這わせながら胸元まで持ってくる。
「ひぁっ!?」
「胸の感度も良好、と」
アルヴィンは胸の突起を指で弾く。既に固くなっているソコを摘んだり押しつぶしたりする。
「ひんっ、ふぁぁっ!」
「淫乱だなぁ、優等生。胸だけでこんなに感じるなんて…そんなにイイか?」
「違…アルヴィ…が、上手いんだ、よ!」
「へぇ、比べる相手いんだな。やっぱりヤった事あんじゃねぇの?」「そうじゃな…ひぁんっ!舌、やぁ…!」
服を捲り、左手では弄るのをやめず、空いている方の胸を口に含み、優しく舌で転がし、歯を立てる。その度にジュードの嬌声が部屋の中に響く。
「ジュードの胸、すげぇ甘いな…まるでキャンディみたいだ」
「そんな訳、な…んあっ!ソコ、ダメぇ!」
「こんなに濡らしながら言うことか?お前の体は出したくて仕方ないみたいだぜ」
空いている右手でジュードのモノを扱くとすぐに先端から液が溢れ出してくる。
「や…またイっちゃ…ふあああっ!!」
「かなり出したな。これなら、大丈夫だな」
ジュードの液で濡れた手を後ろの穴にあてがう。
「何…する、の…?」
「流石に、此処まで来たら分かるだろ?優等生」[newpage]ツプッ
「ふぁっ!?」
アルヴィンは言うとあてがった人差し指を中に沈めていく。
ジュードの出した液のおかげでスルリと入り込んでいく。
「く…まだ1本なのにそんなに締めんなよ、ジュード」
「そん、な事…言った、ってぇ…」
ジュードの目に浮かんだ涙を舐め取りながらアルヴィンはゆっくり動かしていく。
「優しくするって言ったろ?…ホラ、本数増やすぞ」
「あ…指、ふ…といぃ…」
2本、3本と増やしていくと、快感からか次第に甘い声に変わっていく。
グチャグチャにほぐれた頃、ビクンッとジュードの体が跳ねた。
「ひゃあんっ!?…な、何?今の…」
「ジュードは、ココがイいんだな」
「や…ソコばっか、ダ、メぇ…」アルヴィンが同じ所ばかり攻めると、強すぎる快感に耐えるように布団を強く握り締める。
「…そろそろ、いいか」
「ふぇ…?」
ズルッと指を引き抜くと、いきなり快感が止んだせいなのか、ジュードは名残惜しそうにアルヴィンを見上げている。
「(ヤベぇ…この顔、かなりそそる…)」
アルヴィンはゴクリと生唾を飲み込むと自分のモノをあてがう。下の口はまるで自分からくわえ込もうとするようにヒクヒクとしている。
ジュードはあてがわれた事で呆けていた意識が戻ってきたのか、目を見開き、手で払いのけようとする。
「あ…アルヴィン、やっぱり止めようよ!そんなの、入らないから…!」
「大丈夫だから…力抜いてろよ?」
アルヴィンは言うや否や、ズプッといきなり奥まで押し込んでいく。[newpage]「か…は…っ」
「くっ…力抜けって、ジュード」
「ム…リ……」
ジュードは首を振り、布団を握り締める事しか出来ない。
「(…これだけは避けたかったが…仕方ない、か)」
アルヴィンは強張るジュードを抱き締めると、不意を突くようにキスをした。
「!?」
驚くジュードを余所にアルヴィンはそのまま舌を入れていく。
「んぅ…ふ…アルヴィ…んぅぅ」
離れては再度入れる。何度か繰り返す内に、ジュードの体から力が抜けていく。
「ジュード、俺にしがみついてろよ?その方が楽だろうしな」
「う、ん…」
「じゃあ、動くぜ?」
アルヴィンはゆっくりと腰を動かしていく。ベッドがギシッと音を立てて軋む。その軋んだ音でさえ、卑猥に思えてくる。「ひぁっ!アルヴィ、ン…!」
「イイか?ジュード」
「うん、イイ…イイ、よぉっ!」
「俺も、気持ちイイ、ぜ」
お互いに腰の動きがどんどん速くなっていく。
「イク時は、ちゃんと言えよ?ジュード」
「うん…イきそう、もう来ちゃうよぉ、アルヴィンっ!!」
「イイぜ…俺も、イキそうだ…っ!」
「イク…イクぅ…っあああああ!!!!」
「くっ…!!」
アルヴィンが思い切り腰を突き上げると、ジュードは腹の上に白濁の液を吐き出した。
それに続くように、アルヴィンも中に流し込んだ。
「ふぁ…あ…んぅ…」
ズルッと中から引き出すとゴプッと、出した液が溢れ出してくる。それですら感じてしまうのか、ジュードの体がピクンッと震えている。[newpage]「そんなに良かったか?優等生」
「ば、かぁ…聞かないでよ、そんなの……っ!」
ジュードは起き上がろうと力を入れる。だが、腕に力が入らず、体を持ち上げる事が叶わない。それどころか腰が痛すぎて動けなかった。
「あ、れ?」
「ん、どうした?」
「力が…入らない」
「あー……」
アルヴィンは苦笑いして前髪を掻き上げる。
「悪い、ヤりすぎた…」
「もう…明日動けなかったらどうすれば良いの?」
「そん時は俺がお姫様抱っこでもしてやるよ」
「~~~っ!バカ!!」
勢いよく枕を投げようとするが力が入らずアルヴィンまでは届かない。
「ほら、今日はもう休めよ。力全く入ってないぜ?」
「もう…誰のせいだと思ってるの?」「本当にすいませんでした」
「はぁ…」
ため息をつくと、力が抜けたのか瞼が重くなってくる。
「僕…眠くなってきたみたい…。先、寝るね」
「あぁ、疲れたんだな…。おやすみ、ジュード」
「うん、おやすみ…アルヴィン」
言うと、すぐに寝息が聞こえ始める。
「さて、俺も寝るか……ん?」
アルヴィンは欠伸をして立ち上がろうとすると、服が引っ張られる。
見てみると、寝ているジュードが服の裾を握り締めていた。
「やっぱり、まだ子どもなんだな」
寂しいのだろう、と解釈すると、アルヴィンはストンと座り直す。
そして、頭を撫でながら
「俺が…『マクスウェルを殺すかもしれない』と知ったら、どうなるんだろうな…」そう、ポツリと呟いた。
だが、すぐに自嘲的な笑みを浮かべ目を瞑る。
「(今までと同じだ。逃げればいい)」
そう思うと、ゆっくりとジュードの指を解く。
そしてベッドに倒れ込むと
「何…考えてるんだろうな……恋心、なんて」
目を瞑り、わざとらしく呟いた。
自分の中から、気持ちを全てかき消すように。
END
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