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理解...?
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「あ...あおい...ちゃん...?」
「覚えてんじゃん!
そうそう、あおいちゃん!」
「なっ....えっ、嘘...だって...!」
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仲の良かった幼馴染とは小学5年の時に別れた
あおいちゃんの親の転勤、なんてベタな理由
その少し前の頃から僕はいじめられ始めて...
あおいちゃんはいつも助けてくれた
あおいちゃんは女の子みたいな名前だけど、芯がしっかりしてて、自分が何を言われても気にしないみたいな子だった
ずっと...
ずっと羨ましいと思ってた...
僕のことを、声のことを、何も言わずに一緒にいてくれた
たった1人の"友達"だった
願うなら、もう一度会いたいと何度も思った
___________________________
「相変わらず、可愛い声だな。」
「わ...嘘...
ほんとに....?本当に?
本当にあおいちゃん....なの?」
「おうよ!」
「だいぶ、変わったね。」
「そうか?」
そう言って、まあ髪は染めたかなーとか言って笑いかけてくる
笑顔は....あの時と変わらなかった....
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