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入学式の朝
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「さゆ!おきて、今日から学校だよ。」
「う~ん 秋にぃーおはよ~」
「ハイハイおきて、朝ご飯出来てるよ。」
部屋を出ると食卓には大好きな秋にぃの作った朝ご飯が有った。
いつも思う、秋にぃは完璧な人間だ。
こんな人の彼女になった人は、さぞ幸せだろう。
でも秋にぃに彼女がいたなんてこと聞いたことがない。
「秋にぃ彼女とかいないの?」
と聞くと秋にぃは、ビックリした様な顔をした。
「何でそんなこと聞くの?」
「え?いや~なんか秋にぃの彼女になった人は、幸せだなって思って」
「そうかぁ? 早唯の彼女になれる人も幸せだと思うけど?」
秋にぃの言葉に僕は苦笑を返した。
僕の彼女・・・・・・
絶対付き合ってすぐ飽きると思う
だって僕こんなネガティブな性格だし・・・・・・
負のオーラ出しまくってる人なんか相手にしないと思う。
その証拠に今まで僕を好きになった女の子なんていない。
また朝っぱらからネガティブな事を考えながら朝ご飯
を食べてたら、登校する時間が迫っていた。
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