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東野真虎 4
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俺は、予想以上に低い声がでて自分でも驚いた。
勿論そいつも。
そいつは驚いたのか体を一瞬震わせて、
俺を見た・・・・・・
涙目で・・・・・・
は?何こいつ・・・
何で泣いてんの?
登校初日でいじめにでも合ってんの?
するとドアが閉まる前の音楽が鳴った。
考えるのは後にしようと思い、
一向に立とうとしないこいつを電車から引っ張り出した。
するとこいつは軽すぎるのか、体が弱いのか
引っ張り出し、手を放した途端、
転んだ・・・・・・
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