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最悪の出会い 2
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恐る恐る顔を上げ、目の前にいる人を見た。
うっわ~
やっぱり呆れている顔だ~
(真虎はただ驚いていただけです・・・fromりかりう)
もうヤダ、今すぐ穴を掘って入りたいよ・・・・・・
「ありえねぇーお前体弱すぎだろ。」
「うっ ごっごめんなさい」
「はぁ?何で泣きそうなんだよ。ってゆーかお前、
いつまで座ってる気?」
は!そうだ!ここ駅のホームじゃん。
「ごっごめんなさい。」
!!たっ立てない!
どうしよう・・・
手を床につき立とうとしても立てなかった。
なぜか立てない自分に嫌気がし、
さっきの痴漢のことを思い出して、
また涙が流れた。
もう最悪だ・・・・・・
「うっ・・・」
「何で泣いてんだよ、めんどくせぇな」
吐き捨てるように言った言葉。
自分が悪い事をしているようだった。
「ごめんなさい」
「ほら、立てよ、これじゃ俺がお前を虐めたようになるだろ」
え???その言葉に驚いて涙が引っ込んだ。
数秒間どうしていいのか分からず、
その人の手を見つめていると、早くしろと言われた。
次掴まなければまた怒られるという感じがし、
その人の伸ばしてきた手に掴まり立った。
・・・が・・・
まだ完全に力が入っていなくて、
前に倒れそうになった。
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