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東野真虎 5
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俺達は出席番号順に座り、俺はこいつの真後ろだった。
数分経った後、他の奴らが入ってきた。
俺は特に友達とか作る気がなくそのまま机の上にふせた。
あーあ早く帰りたい。
そして眠りについた・・・
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ハハッ マー君可愛い!ママの自慢な息子、でもその頑固な性格直したら~?
母さんの声・・・・・・
俺は中2の時から喧嘩や問題を起こすようになった。
理由は俺の親父。
俺は生まれた時から父親はいないのだと思っていた。
小さいけど暖かい家、俺と母さんだけの狭くて幸せいっぱいな家。
だったのに・・・
中一の終わりごろ、いつもの夕飯の買い物を終え家に帰った。
いつも扉を開ければ(マー君!)と飛び掛かってくる母さんの姿がない。
寝ているのかと思い寝室へ行くと母さんの姿があった。
母さんの倒れた姿が・・・
病院に着くと医者からただの疲労だと言われた。
直ぐに退院できると・・・・・・
なのに母さんが目を覚ましたのは、たったの一回だった。
しかも俺が家に必需品を取りに行った時。
俺がもう一度病院に着いた時には息をしていなかった。
そして医者から遺書を渡された。
遺書には、俺が某有名な財閥のお坊ちゃまのことや、
母さんと父さん事が書いてあった。
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