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初めてのお泊り 2
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早唯side
本当に泊まっていいのかな?
本当に迷惑じゃないのかな?
はぁ~東野君には迷惑かけてばっかりだ
僕はされるがままに風呂に入れらた
唯美ねぇと美早ねぇのこと気にしてないって言ってたけど・・・
やっぱりもう一度謝ろう
お風呂から上がると東野君の洋服があった
それを着ると少し大きくて短いワンピースみたいだった
勿論大き目なズボンもあったけど、ズボンをうっかり落としてしまって水びだしにしてしまった
どうしよう、また迷惑掛けちゃったよ・・・
何で僕っていつも東野君に迷惑ばっかり掛けるの?呪われてるよね?僕・・・
仕方なくワンピースみたいになってるパーカーだけを着て、東野君がいるリビングに行った。
「あの・・・東野君・・・ごめんね」
小説をソファーの上で読んでいた東野君は、ん?と言い顔を僕の方へ向けた
「ぼっ僕ズボン落としちゃって・・・その・・・ごめんなさい」
「・・・・・・」
やっぱり怒ってるかな?東野君家がきれいだから潔癖だと思うし・・・どうしよう
「やっやっぱり、僕帰った方が」
「・・・・・・え?いや・・・違う・・・えっと・・・お前髪乾かせよ、風邪ひくだろ」
何故か東野君は焦りだした、そして僕を寝室まで連れて行き大きなベッドに僕を座らせた
そしてドライヤーを渡して早く乾かせ、と言った
「怒ってないの?」
「は?何を?」
「・・・・・・」
何て言っていいか分からなくなって俯く
すると東野君は、ふっ、と笑い僕の髪をぐちゃぐちゃにするような勢いで頭を撫でた
「怒ってねぇよ・・・早く乾かさないと俺が乾かすけど、いいのか?」
「え!!いや!自分でできるよ!」
東野君って時々意地悪だ・・・
髪を乾かした後僕はすごい眠気がしてきた
でも東野君のベッドだし勝手に寝ちゃだめだと思いさっき寝室を出た東野君を探しに行った
東野君はまたソファーの上で小説を読んでいた
「東野君・・・あの・・・えっと・・・」
こういう時どうすればいいのか考えて無かった!!
どうしよう・・・人様のおうちに泊まった事なんてないし・・・
「どうした?寝ないのか?」
「いや・・・その・・・」
ベッド使っていいのかとか聞いた方がいいのかな?
「えっと・・・東野君は寝ないの?」
「え?あぁ俺はソファーで寝るから」
え?!ソファー?
「そんな!僕がソファーで寝るよ!泊めてもらってるのに僕がベッド使うなんて・・・」
「でもお前・・・・・・分かった俺もベッドで寝るよ。」
・・・俺も?ッテ事は一緒に寝るの?
「一緒に?」
「嫌か?」
「いやいや!そんな事無いけど・・・いいの?」
いいのかな、出会ってまだ二日なのに・・・
「んじゃ決まり、お前は先に寝てろ俺もう少し小説見てるから、」
「うん・・・分かった」
そのまま僕は寝室に向かい先に寝た
その後ろで東野君が「心の整理とかあるし」と呟いたのは早唯の耳には届かずに。
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