アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
浮気現場 2
-
早唯side
秋にぃと一緒に真虎君の家に向かう
秋にぃと鬼龍先生は用があるらしく
僕を真虎君に預けるらしい
別に預けなくても大丈夫だけど、でも真虎君といられるから良いや
三十階に付きエレベーターのドアが開くと同時に鬼龍先生のうわ!という声がした
そして何故か目に映ったのは鬼龍先生に押し倒されてキスをされている真虎君
お兄ちゃんは直ぐに二人の方に駆け寄り鬼龍先生を真虎君から引き離した
二人は何か話しているようだけど内容は全然入ってこない
僕が固まっているのに気づいて真虎君は立ち上がり僕の方に向かった
そして秋にぃ達に挨拶をし僕の手を引いて家に入った
分かってるよ、事故だったんだ、浮気なんかじゃない
でも、今後本当にこのような事が起こらないわけない
もし本当に浮気をされたら僕はどうするんだろう
真虎君はモテるからいっぱいライバルがいる
僕はちゃんと真虎君を引き留められるのかな?
そう思うと何だか悲しくなってきて泣いてしまった
「うぅっ・・・」
「え?早唯?何で泣くんだよ、鬼龍とのあれは事故だ、誤解すんな」
そう言って僕を抱き締めた
「うっ、わか、ってる・・・でも・・・」
「でも?」
自分が思っていることを正直に話すと真虎君は優しく僕の頭を撫でた
「ばーか、俺はお前にべた惚れなんだよ、お前と一緒にいるだけで心臓壊れそうだし、
朝起きたらお前がいて、なんか幸せな気分になれるし・・・」
真虎君は顔を少し赤くしていて手の甲で口元を隠していた
「だから、俺はお前が離れる方が怖い・・・・・・お前からは絶対に離れない、
俺が離れるのは死ぬか、お前が俺を捨てた時だ」
「捨てないよ!そんな事無い」
「まぁもしそんな事が有っても俺は取り返すけどな」
そして真虎君の大きな手が僕の頬に添えてきて額と額をくっつけた
「早唯、好きだ、だから安心しろ、浮気なんて絶対にしない、したら俺を思いっきり殴れ」
「うん、分かった」
そして真虎君は僕にキスをした
凄くすごく優しいキス、全身が溶けてしまうような、僕はその幸せな時間を
目を閉じて味わった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
100 / 215