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入店 *愛があるなら僕は…③
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新宿であろう街に入ったところで車が止まる。
どうやら店に着いたようだ。
「降りなさい。ゴムと私物も持って来なさい」
神谷さんに急かされ、僕は自分の少ない荷物を持つ。
一見するとお店は普通のバーだが、VIPしか入れないところの奥に進むと「高級ゲイ専門店 Dreamers」と書かれた看板がひっそりとある。
神谷さんに連れられ中に入ると、店内はラブホの受付みたいになっていて、受付には綺麗な男が座っていた。
「おはようございます。神谷さん。新人ですか?」
男は、僕を下から上まで品定めするように見ながら神谷さんに尋ねる。
「えぇ、そうです。後で紹介します。それより今、調教師は空いていますか?」
「あっ、はい。宮原さんがおいでになってます。お呼びいたしますか?」
「よろしく」
「かしこまりました」
僕の目の前で、神谷さんが受付の男の子に何やら頼んでいる。調教師とか言ってるけど、僕大丈夫かなぁ。
しばらくすると、店の奥から長身の男の人がやってきた。
顔も悪くないしスタイルもいいし、いかにも慣れてる感じでかっこいいオーラが出まくりだ。
年齢は25歳くらいだろうか。
僕を一瞥したあと、神谷さんに挨拶し、僕のことを話しているようだった。
すると、神谷さんは
「こちらは調教師の宮原さんです。あとはこの人に手ほどきしてもらって、いい男娼になれるように頑張って下さい。では、今夜6時にまた迎えに来ますね」
そう言うと、僕の私物を持って去ってしまった。
「立川風馬くん。おはよう。
さっそくだけど、お部屋へ行こうか」
宮原さんは僕にニッコリと笑って、受付に部屋の鍵をもらっていた。
「はい……。よろしくお願いします」
僕はおそるおそる宮原さんの後について行った。
ここから、僕の試練は始まる。。。。
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