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生徒会長
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「和田君、」
「あれ?会長、おはようございます」
「おはよう。…今日のお昼一緒にどうかな?」
「芦屋と食べるんで無理です」
「…そ、う…なんだ…」
「失礼します」
朝から校門で爽やかオーラを飛ばしてると思ったら、随分と暇な人だな。
やっぱり、あれか。友達がいないから皆が友達に費やす時間を持て余しているのか。なんて可哀想な人なんだ。
「和田君はアホなの?」
「一応首席なんで…」
一連の出来事を芦屋に話すと、瞳孔をカッ、と開いて切り捨てられた。
怖いよ、芦屋。なんかNARUT○みたいになってるよ。
「なんで断るの?!2回も誘ってきたのに何のフォローもなしに断って、石田様可哀想でしょ?!!!」
「…俺は芦屋とお昼食べたいんだ。」
「…そんな口説き文句で僕を騙そうとしても無駄だよ?」
なぜなら僕にはこの写○眼があるからね、と言わんばかりの気迫だ。
芦屋、お前別の世界にトリップしても生きていけるよ絶対。
「正直、会長ってなんかいじめたくなる」
「はあ?!!」
「って、誰かが言ってたような気がするな~?誰だろ~?」
「そんな不躾な考えを持つ人間がこの学校にいるわけないでしょ」
「っそ、そうなんだ…」
「それより、今日は和田君からお昼誘ってきなさい!」
「え?何で」
「何で?今、何でって言った?」「行かせていただきます」
とりあえず、お前の三白眼怖い。
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