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竜司さんがラララ
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「…は…?え…?」
ポトリとタバコが指の間から床に落ちた。
動けない竜司さんのかわりに俺が拾ってあげると元の指の間に戻してあげた。
「俺の心情を聞きたいですか?」
「え?あ…ああ」
「…えーっと、告白されて意識しだしてから、竜司さんが一々可愛い行動するし、竜司さんが可愛すぎてもう性別とか不良とかどうでもいいことな気がまして。
でも、まだ恋愛対象の好きかって言われるとわからないです。」
「…そうか」
「正直言って、同情に近いかもしれません」
「…」
「でもって、小動物を愛眼するのにも近いです。」
「ん?」
「…でも彼氏でもないのに衝動に任せて抱きしめるなんて大迷惑だと思いまして。」
一呼吸おいて2本の指をたてて竜司さんに突き出した。
「だから、
竜司さん好きです。付き合うか、付き合わないけど抱きしめてもいい間柄になるか、どっちか選んでください」
「…それ、俺に選択肢ねーだろ」
苦笑しながら竜司さんの体が俺に倒れこんできた。
いや、抱きしめたいとか言ったけど…言ったけどまだ心の準備が!!くああ可愛い!オコジョが今俺に抱き付いてきてる!やったー!!!
「可愛い以外の言葉言わせるから覚悟しとけよ」
「…もうすでに可愛すぎて死にそうなんですけど」
ぎゅうっと強く抱きしめられ、ほとんど身長差のない竜司さんの体が視界いっぱいに広がる。そのまま見つめ合うと、なんとなくキスをする雰囲気だったのでどちらからともなく、唇を重ねた。
「(頭がパンクする…)」
「…ん、そういえば抱きしめたいって…抱きたいって意味だったか?」
「いや、…それは、…まだ考えてなかった…デス…」
「…シたくなったら言えよ」
「!」
こういう事に疎いと思われがちだがエロにはとても興味がある。
そして1年間彼女が居たこともある。
でも俺の彼女こんなに可愛くなかったっつーか、イケメンがイケメン過ぎて可愛いっつーか俺実は美人局にでもあってるんじゃないだろうか。
そうでもなきゃこんな可愛い人が俺に告白なんてするわけがない。
「…っよろしくお願いします」
なんやかんやで彼氏できました。
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